2013/12/28

雑記 2013.12.28.

前回2013年のBestを発表したわけですが、今回はその番外編というか国内のロックでどんなものを聴いてたかって話を書こうと思います。

最近知り合った人には割とそう思われてないんですけど、僕は基本的にGreen DayとかOasisとかの90年代ロックとELLEGARDENとかASIAN KUNG-FU GENERATIONとかのいわゆるロキノン系を聴いて音楽にハマった人間なのでロックばっかり聴いてます。

まず今年一番聞いてたのはたぶんUNISON SQUARE GARDENだと思います。
いわゆるスリーピースのロック・バンドなんですけど僕が思うにこのバンドたぶん何かしらの形でジャズを勉強してる気がするんですよね。
(それは具体的に言うとテンションの入れ方だったり♭5thの使い方だったりパッシングディミニッシュだったりコードの押さえ方だったりなんですけど僕はそんなに理論に詳しくないし割愛します笑)
あとはやっぱり演奏技術がすごいです。
最近のギターロックはなんというかすごくその点が洗練されていっている気がしますね。




ここ数年でいわゆる“ギャルバン”というか女子ボーカルあるいは女子だけでくんだバンド!みたいなのがすごい不思議な流れになっている気がしていて、
それは一昔前だったらJUDY AND MARYだったりSHAKALABBITSだったりしていた次の世代のチャットモンチーからドラムが抜けたりGO!GO!7188が解散したりってのが数年前にあって、そこで出てきたのが赤い公園だったり日本マドンナだったりのどろどろした流れかSCANDALかっていうごちゃごちゃ。というなんとも狭い了見なんですけど、
まぁ要するに「今のバンドやってる女子高生はいったい何を聴いてるんだ?」っていう疑問がすごくあるんですよね。
この謎はいつか解明したいと想います。(今じゃないです)

そのあたりのごちゃごちゃしたなかで僕が今年すごく気に入ったのはねごとですね。
エレクトロなロックっていうのは多分Fear, and Loathing in Las Vegasあたりを筆頭にライブハウスでも増えてきてる路線ってのが一つあると思うんですが、ねごとはまたちょっと違った路線だと思います。
なんというか「速いビートで踊らせる」って方向性じゃなくエレクトロを使ってる気がします。
(まぁこれでも十分速いよ!って言われるかもしれませんが)




あとは惜しくも今年解散してしまったthe cabs
いわゆる“残響系バンド”、というか立派な残響レコード所属バンドなんですが。
残響系ってのは今の日本のバンドシーンにはもう立派に一つジャンルとしてあってそれを構成してるのはすごく簡単に言うと「仄暗い世界感・変拍子・(時々)シャウト」って感じでメロコアでもギターポップでも無い!という主張をすごく感じるんですけど、割りとその最たるものって感じがしていたバンドでした。
割とひどいこと書いてますけど僕はこのジャンルに高校生とかの頃は割りとはまっていて、それはMr.Childrenが歌ってる世界にもBUMP OF CHICKENが歌ってる世界にも共感できないというか「そんなに幸せじゃねぇよ!」って思っているけどパンクやメロコアみたいなストレートな感情表現が出来ないってもやもやを全部吸収していたのがこのジャンルなんだと思います。





最後は歌詞というか世界感がだんとつでツボだったゲスの極み乙女。
こういうバンドはいつまでも世界平和を歌わないで欲しいですね。




という感じの音楽を僕は聴いています。
振り返ると割りとメジャーなものしか聴いてないですね。
本当はkemuとかじん(自然の敵P)とかのボカロの話とかも書こうと思ったんですが長くなってしまったのでそれは次回に回します!

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