2014/01/28

"NEW ARRIVALS"


ユニバーサルジャズ×ディスクユニオン合同主宰 新譜リスニング・セッション@四ツ谷いーぐるに行ってきました。
いーぐる茶会記いーぐるとぐるぐる3日連続の四谷。


ユニバーサルの選曲は7枚中4枚が再発盤、1枚がコンピレーションという。

だけど名盤は名盤でリマスターといーぐるの音響の力もあってすごくクリアな音でした。
コードレス2管のElvin Jonesが一番よかったかなぁ。
良い意味でも悪い意味でも期待を裏切らなかった山中千尋のDon't Know Whyは置いといてタクヤ・クロダの新譜が一足先に聞けたのはうれしかったですね。
サイド参加のNate SmithのドラムもKris Bowersのエレピも良かったので発売が楽しみです。
ここまでがBlue Note作であと2作はECM作。
旧譜のGary Burtonの方が好みでした。ミック・グッドリックも参加してるし。
打ち合わせでECMに行った時にアイヒャーが日本に来たがってたっていう話はみんな「去年来るはずだったじゃん!」っていうツッコミを心のなかでしたと思います。来てください。


diskunionは輸入物のピアノ・トリオ作が多かったかな?
でもよく考えたらこのイベントってdiskunionはユニバーサルはもちろん避けるし(ユニバーサルの商売敵のSonyとかのを掛けるかって問題もあるだろうし)diskunionは輸入盤か自社レーベル掛けるしかないですよね。

diskunionで一番良かったのはキューバ出身のピアニスト、Marialy Pachecoのトリオ作でしたね。これは買いました。
最近、というか2000年代のメジャーなピアニストを色々吸収していてバックのクオリティーも高い。
あとはOlivier Boge。昨日茶会記で橋爪亮督グループを聴いたばかりなのもあってすごくそう聴こえてしまった。で、ドラマーだけ他の人を呼んだかんじですね。
音のバランスが良くて、あとで聴いたんですがこれを出してるNAIVEってレーベルはクラシックで評判の高いところらしいです。
これはTigran Hamasyan参加作なんだけど、いーぐるの後藤さんが「ティグラン最高!買います!」って言ったのは意外でしたね。
このアルバムのティグランは"Shadow Theater"ほどめちゃくちゃやってなくて、完全にジャズモードでした。終演後このグループだけCD売り切れてました。(そしてぼくはイベントの前に新宿のタワレコで買ってました)


最近ジャズ喫茶、まぁ主にいーぐるですね、に行くんですがやっぱりいい所の音響で聴くとすごく楽しいです。
もうほんとそこにいるんじゃないかって。
でもヘッドフォンの方がいい作品とかもあって色々なんですけど、スピーカーの爆音で聴きたい時はジャズ喫茶おすすめです。







-Song list-
Universal
Elvin Jones / "Genesis" #3. Three Card Molly
Sam Rivers / "A New Conception" #1. When I Fall In Love
Wayne Shorter / "Odyssey of Iska" #5. Joy
Chihiro Yamanaka / "My Favorite Blue Note" #13. Don't Know Why
Takuya Kuroda / "Rising Son" #2. Afro Blues
Tord Gustavsen / "Extended Circle" 忘れました....
Gary Burton / "Seven Songs for Quartet & Chamber Orchestra" #6. Three

diskunion
Mary Pacheco / "Spaces Within" #1. Low Tides
Noel Jewkes / "Chasin' the Pres" #1. I Never Knew
Franck Valliant Trio / "Thisisatrio" #1. Avant La Fin Du Monde
Luis Figueiredo Trio / "Manha" #2. Song For New Year's Eve
Olivier Boge / "The World Begins Today" #5. Dance of the Flying Baloons

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